Column コラム

【病気の解説】機能性ディスペプシアってどんな病気?【機能性ディスペプシアの解説】

「お腹は空くのに、食べるとつらい」――そんなあなたへ。

「今日は楽しみにしてたランチなのに、数口でもう満腹感…」
「食後に胃が重たくて、なんだかスッキリしない」
それなのに、病院で検査をしても「特に異常は見つかりませんね」と言われる――そんな経験はありませんか?

こうした症状が続いているなら、「機能性ディスペプシア(FD)」という病気の可能性があります。

機能性ディスペプシアってどんな病気?

一言で言えば、“胃の不調があるのに検査では原因が見つからない”状態。みぞおちの張り、ムカムカ感、すぐにお腹がいっぱいになる感じなど、日常生活の中でじわじわとつらさが積み重なっていくタイプの病気です。

原因は一つではなく、胃の動きが鈍くなっていたり、ちょっとした刺激に胃が敏感に反応してしまったり、ストレスが引き金になっていたりと、さまざまな要素が関わっています。特にストレスとの関係は深く、気持ちが落ち着かないときに胃までソワソワし始める…というような、ちょっと心配性な内臓なんですね。

命に関わる病気ではありませんが、「食べること」がつらくなってくると、知らず知らず生活の質が下がってしまいます。気がつくと食事の時間が億劫になっていたり、人と食事を楽しむことさえ避けたくなっていたり。地味だけど、なかなかに厄介な存在です。

まず大切なのは、同じような症状でも胃がんなどの重大な病気が隠れていないか確認すること。そのためにも、胃カメラ検査は一度受けておくのがおすすめです。検査で異常がなければ、FDの可能性が見えてきます。

治療は薬だけではありません。食事は少しずつ、よく噛んでゆっくり。無理のない範囲でストレスを減らす習慣も、大きな助けになります。
繊細で気分屋な“あなたの胃”と、どうやって折り合いをつけていくか――それが、回復への第一歩です。

【参考資料 日本消化器病学会:機能性消化管疾患診療ガイドライン2014―機能性ディスペプシア(FD).南江堂,東京,2014.】

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札幌市豊平区の【さっぽろK&eクリニック 内視鏡・IBD・消化器内科】では、日本消化器内視鏡学会認定の専門医が2名在籍しており、精度の高い胃カメラ検査を行っています。

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